『逃げ水』の歌詞、"逃げ水"のウィキペディア説

逃げ水とは、風がなく晴れた暑い日に、アスファルトの道路などで、遠くに水があるように見える現象のこと。

中華料理は台湾で

ドルのケツを追いかけて、二度目の海外です。

 

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自分は台北でライブをしたことがないので、すごいと思います

 

というわけで、乃木坂46 Live in Taipei 2020です。

これからアジア圏では継続的に展開していくんですかね。大きく成功するかは一旦置いといて、やりやすいですよね、多分。地理的にも近いし、中国本土は(ある意味)SNS大国。バッチバチの規制が敷かれた上でのSNS、マジのSocial Networking System感があって嫌いではないです。嫌だけど。

演者もオタクもアジア顔だし。結構これ大きい気がするんだよなぁ、アジア顔同士だとやっぱり相互作用とかあるんですかね、少なくとも親近感は湧くような。「顔良」という感覚に相対論を持ち込みやすくなるし。

そういえば欧米に「アイドル」的な産業が無いですね...アイドル性を獲得するのは個人のスーパースターあるいはバンドが多いような気が。そういえばイギリス版ジャニーズ的なポジションを目論んだOne Directionは今何をしているんだろうか...

 

そもそも欧米にアイドル的産業が無いのはなぜか...というよりアジア的アイドル産業を欧米に実装しようとすると何が上手くいかなさそうか...、主に「児ポ」と「結局この人たちは何?」という要素に絞られてくる気がするのですが。

 

先に断っておくと天空アイドルは児ポではありません、一応ね。児ポではないがどうしたって児ポ性を孕んでいる。そこらへんの週刊誌とか、DVDとか、写真集やらで脱ぎに脱ぎまくるし。

アイドル雑誌を買うようになってわかったことですが、「あ、脱いだ。」と思って次のページをめくれば「え、もっと脱いでる。」更にめくれば「これ事後では?」のようなカットが出てくることなど、日常茶飯事です。

週刊誌で容易に下着や水着を着用するのに成人誌ではない、DVDではメタファーか?と問いたくなるような行為をするけどR-18ではない、写真集ではやたらめったら脱ぎまくるんだけどもそこらへんの本屋に平積みにされている。

 

中高生ひいては成人男性を日々悶々とさせるこれらアイドルの行為は、実は欧米だと異常を通り越して違法だったりするのです。未成年を脱がせて「"美"ですねぇ〜」とか「"大人"ですねぇ〜」などと顎をさすりながら言っている光景は、エロ大国・児ポ大国と言われる日本(と周辺アジア)だけの名物だったりします。日本は「エロ特別区」であることを認識・感謝した上で、『インターミッション』などで夜な夜な致したらよろしいのかと思います。

 

いや、いますよ。欧米にも。未成年のスーパーモデルとか。いるはず。

いや、ありますよ、欧米にも。R-18雑誌もあるし、多分写真集とかもあって、水着のショットとかもあるはず。ただこれらはそこそこ厳密なルールで縛られていたような。

知らんけど。

本ブログは100%裏を取って執筆しているものではないということを、ここに強調しておきますが、Googleとかで調べれば分かると思います。最近だとグッチやバレンシアガが「未成年のモデルは起用しません」とか言い始めましたね。これで、なんとなく空気を察してください。

 

もちろんアイドルの仕事は雑誌や写真集に載ることではないので、なんともいえないんですけど。アイドルの仕事は雑誌や写真集に載ることではないし、ましてやそこで肌を晒すことでもない。アイドルの仕事とはずばり....アイドルの仕事ってなんだ?

 

ここで「結局この人たちは何?」という疑問が拭えない。

世界的なスーパースターを思い浮かべてみると、まあ天空アイドルと世界的なスーパースターを比べることが間違っているのですが、そもそも歌いながらガッツリ踊っている奴などほぼ存在しない。マイケル・ジャクソンくらいですか?

歌手は歌手。ダンサーはダンサー。口パクなんだけどダンスにステを極振りしているわけでもない、宙ぶらりんな状態の「アイドル」という存在は恐らくなかなか受け入れられがたいような。「...それで、結局この人たちは何?」という疑問が生じて終了です。

 

もっとも、この何とも規定されていない感じが好きなんですけどね。「結局、アイドルって何?」たびたび疑問としては浮上するものの、この議題はなるべく出さないようにしています。個人的には「アイドル」は職業の名前ではなく状態を表す言葉だと考えた方が、モヤモヤは解消されるだろうといったところです。ただこれも書いていると、いや「アイドル」は間違いなく職業の名前だろうという気もしてくる。要するに、思い悩むだけ無駄、ということです。楽しいタイプの無駄ですね。

 

...なぜ、このような話になったのか。本エントリは「中華料理を食べるなら、まずは台湾に行った方がいいぞ」という旨の投稿です。

 

降り立つは桃園空港。かわいい感じの名前をしといて英語で書けばTaoyuanらしいし、響きも普通ですね。ちなみに桃園市大園区です。いいもんですね。

 

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大園

 

さて、正直なところアイマスで一回台湾に来ているので...正直ワクワクとか混沌とした楽しさは無い。ということでフラフラと中心街に出てホテルに直行です。

途中こういうところで魯肉飯を食べたり、

 

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うまい

 

なんか色々と飯を食いつつ思うのは、「台湾、やさしい。」ということ。

いやまあ上海も別にキツかったわけではないんですが、なんとなく台湾の方が全体的に当たり方が穏和。あと歴史的な背景もあるんでしょうが、日本語話せる人多いですね...というのはアイマスの時も感じたことなので割愛。英語もそこそこ浸透している。

とにかく、意外と過ごしやすいもんです。しかも中国ではある(ない)(めんどくさい話題です)ので中華料理は一通り食えますから、しかも台湾料理も美味しい。中華系食べたかったら、まず台湾から攻めてみるのもアリかもしれませんよ。まあ中国は中国で楽しかったので良いんですけどね。外国人も難なく決済サービス使えるようになると楽ですが。

 

というわけで数多の苦労を乗り越え、ライブ会場へ。

 

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ライブはまあ、「よかった〜」といった感じ。というか、上海公演と寸分狂わず全く一緒でしたね。

セットリストだけでなく途中のMC企画のメンバー、やる内容、セリフ、ほぼ全て一緒でした。流石に場当たりでメンバー指名するようなMCの際はアドリブなんでしょうけど。いや、別にいいんですけどね。楽しかったので。そもそも日本から上海、台湾とイベを回す人間は本公演のメインターゲットではありません。

 

ただ一番面白かったのは台湾の観客の反応ですか。当然海外公演なので現地の言葉を気を利かせて覚えていくわけですが、発音が悪くて通じないとマジの静寂が訪れます。いや、そこはカタコトでも盛り上がってあげたりするものでは?と思いつつ、実際に訪れるのは純粋な静寂。ライブ会場があんなに静かになることってあるんだろうか。

上海はまあ、多少は盛り上がっていたんだけどなぁ...と思いつつ、あれ、上海の時のを使い回しているとしたら彼女ら、いわゆる上海語を覚えたままで台湾に突入してきたんじゃないか?中国語は確か、色々と方言っぽいのがあってめんどくさかったはず...ということで、上海でそこそこ通じていた演者の中国語が、あんまり通じずMC中は静寂まみれでした。

そういえば一曲だけ中国語で披露した曲も、なんか反応が微妙だったなぁ。上海時のセットリストが割れてるから「知ってた」というパターンかもしれないですけど。いや、別にいいんですけどね。楽しかったので。ただ、意気揚々と言った中国語が通じずアワアワする天ドルはぜひ見てほしい。いいもんですよ、あれは。

 

というわけで台湾ライブ終了です。久しぶりに英語圏に旅行をしたくなりました。

 

執筆者:ぐりーん